2017年度活動報告

 以下のイベントの他、7類新入学セミナー、オープンキャンパス2017、東工大1年生によるバイオコン等に7類のスタッフとして参加しました。毎年、高校生バイオコンの各参加校に対しては、担当スタッフが製作や発表準備等のサポートを参加決定時からバイオコン当日まで継続的に行っています。

 各イベントリーダーの学年は担当時(2017年度時)のものです。

 またBCS内のイベントとして、新入部員歓迎会や夏季休暇中の食事会、東工大の研究室見学、OBOG会などが部員の発案により開催されました。

5月

すずかけ祭2017

開催日:2017/05/13,14 開催場所:東工大すずかけ台キャンパスB1号棟

BCSでは子ども向けに『味を目で見てみよう』をテーマとして、「ニンヒドリン反応※」「重曹と酸の反応」の2つの実験を行いました。

ニンヒドリン反応の実験:食塩水では色の変化が起こらないのに対し、味の素の溶液では赤紫色の呈色が見られたことを通して、うまみの正体がアミノ酸であることを子どもたちに理解してもらえたと思います。

重曹と酸の反応の実験:子どもたちにそれぞれ異なる酸性溶液の入った試験管に重曹水を入れてもらい、生じた泡の高さを測ってもらいました。酸っぱさの違いを目で見て体感できる実験になったと感じました。

13日(土)は96名、14日(日)は82名の方に来場していただきました。特に13日は雨天にも関わらず多くの子どもたちが来てくれました。このようにたくさんの来場者に恵まれ、また子どもや保護者からも好評を博したイベントとなりました。

※ニンヒドリン反応…アミノ酸を含む溶液にニンヒドリンを加え加熱すると、赤紫色に呈色する反応。

 すずかけ祭2017 担当:柏原 功典(3年)

7月

かながわ発・中高生のためのサイエンスフェア

開催日:2017/07/15 開催場所:そごう横浜店

中学生・高校生に科学の不思議や魅力を知ってもらうイベント「神奈川発・中高生のためのサイエンスフェア」に参加させていただきました!

BCSで行ったのは「ヒトの生命の仕組み『酵素』のはたらきを体験しよう!」。大根おろしに含まれるアミラーゼがデンプンを分解することを、紙に大根おろしの汁で絵を描いてみる実験です。大根おろしをのせて食べる「からみ餅」の消化が良いと言われるのはこのアミラーゼのおかげですね。

当日は中高生のみでなく小学生のお子様も多くいらっしゃり、整理券を配布する必要があるほどの盛況でした。休憩時間には他の大学・企業様のブースも覗くことができ、楽しいですよ!

2017年度サイエンスフェア 担当:林 虹太(2年)

8月

 

長津田実験教室

 

開催日:2017/08/20 開催場所:長津田地区センター

実験テーマは『黄葉ってなんだろう?』。秋になると街路樹の葉が黄色くなったり赤くなったり…。どうして葉の色が変わるのか気になったことはありませんか?

今回の実験教室では、ほうれん草から抽出したクロロフィルを使ってインクを作り、そのインクでお絵かきをする実験を通して黄葉の原理を小学生に学んでもらいました。

この実験教室を機に、バイオに興味を持ってもらえたら嬉しいですね!

2017年度長津田実験教室 担当 鈴木実乃里(1年)

9月

サイエンスリンク 2017~つなげよう、ひろげよう科学の輪~

開催日:2017/08/26,27 開催場所:日本科学未来館 7 階

NPO法人サイエンスリンクの主催する科学イベントです。来場者は小学校低~中学年が中心でしたが、会場がお台場ということで外国人の方にも大勢お越しいただき、英語でなんとか対応しました。

今回のイベントは1年生を中心にチームを結成しました。テーマは『DNAパズルを解いてみよう!』。子どもたちに手製のDNA模型から文字を読み取ってもらいました。安全性を考慮し、布製のDNA模型を製作したのですが、裁縫が大変でした。

1年生が企画の中心となった初めてのイベントで、何も分からないところからのスタートでしたが、最後にはなんとか子どもたちにDNAの面白さを説明できたかなと思います。

サイエンスリンク2017 担当 今泉元岐(1年)

10月

高校生バイオコン2017

開催日:2017/10/28 開催場所:東工大すずかけ台キャンパス

東工大が主催するこの高校生バイオコンは、各高校生チームが小中学生向けにバイオに関する教材を開発し、その発想や出来栄えを競い合うコンテストです。

今回で10回目を迎えたこの大会ですが、その作品のクオリティは年々上がってきており、大学生である自分も毎回驚かされています。特に今年は、北は青森から南は愛媛までなんと計10校・15チームが参加し、非常に白熱したコンテストとなりました。

参加した高校生たち自身が能力を磨くことのできる機会であるのは勿論のこと、彼らによるユーモラスな発表や、制作された教材に実際に触れられる『お試しタイム』を通して、来場者にとっても楽しく学べる場となっていたと思います。

ご興味のある方はぜひ、次の高校生バイオコン2018の会場に足を運んでみてください。また、バイオコンに参加してみたい高校生の皆さんからのご連絡もお待ちしております。

※高校生バイオコンについて、詳しくはこちらを御覧ください。

高校生バイオコン2017 担当 山内一輝(2年)

12月

港区立エコプラザ・出張バイオコン 『未来へのものづくりが体感できる!東工大のバイオコン』

開催日:2017/12/02 開催場所:港区立エコプラザ

東工大の生命理工学院(7類)に所属する1年生は講義の一環としてバイオに関するものつくりに取り組み、東工大バイオコンという大会において成果を発表します。

今回、東工大バイオコンで優秀な成績を収めた8チームが、港区立エコプラザで開講された講座にてプレゼンを行いました。BCSはこのイベントの運営を担いました。耳の構造に注目した実験キットや植物と微生物の力を用いた電池など興味深い作品や研究成果を見ることができ、良い体験となりました。

※このイベントについては東工大ニュースにも掲載されましたのでご参照ください。

 2017年度 港区立エコプラザ・出張バイオコン 担当 柏原功典(3年)

公式Twitter

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